けいこに励む今籠町の踊り子=長崎市鍛冶屋町、八坂神社
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本踊り(今籠町)
息合わせ57年ぶりの舞
ことしの長崎くんちで踊り町を務める今籠町。1952年以来、57年ぶりの出演に、町関係者らは意欲を燃やす。
今籠町が奉納するのは、本踊り「秋祭賑諏訪乃獅子舞(あきまつりにぎわうすわのししまい)」。白いさらしなどを使った躍動的な演技が見どころ。
踊り子を務める花柳芳(はなやぎよし)向日葵(ひまわり)(本名・矢尾加奈)さん(19)は、約25年前に町内会長を務め、今籠町の奉納踊り復興を目指していた故橋爪正良さんの孫に当たる。矢尾さんは、踊り町復活を目にすることなく亡くなった祖父の遺志を継ぐ形での参加となる。「祖父や町内の人のためにも、感謝を込めて喜んでもらえるようにしたい」と矢尾さんは力を込める。
橋爪さんの妻で、矢尾さんの踊りの師匠でもある花柳輔良(すけよし)さんは「しっかりみんなを引っ張って、全員で伸び伸びと踊ってほしい」と期待を寄せる。
今籠町は、奉納踊りのほかにも、78年ぶりとなる傘鉾(かさぼこ)も見どころの一つ。当時使われていた「垂れ」を補修して、そのまま使用するという。崇福寺通り今籠町内会の岸川潤二会長は「原点に戻るということで、昔のままの今籠町の姿を見てほしい」と話した。
本番に向けて矢尾さんは「6人そろって、スピード感のある踊りをしたい」と意気込みは十分。今籠町の約半世紀ぶりの舞台が見られるのはもうすぐだ。
2009年9月29日長崎新聞掲載
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