長崎くんち豪快に閉幕 人出は19万4000人、昨年より減少


3体のみこし
一気に駆け上がる3体のみこし=県庁坂
 長崎の秋を彩る長崎くんちは九日、長崎市元船町のお旅所に安置されていた諏訪、森崎、住吉各神社のご神体を載せた三体のみこしが同市上西山町の諏訪神社に戻る「お上り」があり、閉幕した。三日間の人出は昨年より一万千人少ない約十九万四千人(長崎署調べ)で、二〇〇〇年以降、二十万人を下回るのは初めて。

 お上りは午後一時、神輿守(みこしもり)町の約百二十人に担がれて出発。県庁坂を三体のみこしが一列になって威勢よく駆け上がると、沿道を埋め尽くした市民や観光客から歓声が上がった。担ぎ手の一人、松下和也さん(29)=同市元町=は「ぶっつけ本番。無我夢中で走った」と話した。

 七つの踊り町はお旅所と諏訪神社で最後の奉納踊りを披露。諏訪神社で最後に奉納した新大工町は、曳壇尻(ひきだんじり)を豪快に引き回し観客を魅了。根曳(ねびき)の池田賢太郎さん(31)は「手拍子が起こり観客と一体になった気がした。涙をこらえながら引いた」と晴れやかな表情を浮かべた。

2008年10月9日長崎新聞掲載

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