みこし「お下り」厳かに 優美に「傘鉾パレード」


みこし
今年の神輿守町のメンバーに担がれ、石段を下るみこし=長崎市馬町
 長崎くんちが開幕した七日、長崎市中心部では、三体のみこしを諏訪神社(上西山町)からお旅所(元船町)まで運ぶ「お下り」があった。お旅所周辺などには露店がところ狭しと並び、多くの人出でにぎわった。

 お下りは、午後一時に始まり、今年の神輿守(みこしもり)町の十善寺地区神輿守奉賛会(段原恭一会長)のメンバーが三体のみこしを担ぎ出発。みこし行列には、子どもたちが色とりどりの伝統衣装をまとって付き添った。沿道には市民や観光客が集まり、みこしにさい銭を投げたり、手を合わせたりしていた。

 七つの踊り町の傘鉾(かさぼこ)が一堂に集まって市内を練り歩く「傘鉾パレード」もあり、七つの傘鉾が、同市役所(桜町)から県庁前(江戸町)までの道のりを練り歩いた。途中、一斉に回ると、沿道の観客からは「ヨイヤー」の掛け声や拍手が送られた。

 パレードを見た同市玉園町の主婦、大山栄さん(61)は「毎年楽しみにしている。どの傘鉾も、その町ならではの趣向が凝らしてあり、興味深いです」と話した。

 各踊り町は、中日(八日)に八坂神社と市公会堂前広場、後日(九日)にお旅所と諏訪神社で踊りを奉納する。

2008年10月8日長崎新聞掲載

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