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「ヨイヤー」で盛り上がろう 長崎くんち塾・楊 爾嗣塾長
長崎くんちが七日、開幕する。今年初めて生で奉納踊りを見る予定の人は、期待に胸を膨らませているだろう。そこで、くんち好きの市民でつくる「長崎くんち塾」の楊爾嗣塾長にくんちの楽しみ方を聞いた。 −くんちでは「モッテコーイ」という掛け声をよく耳にするが。 「モッテコーイ」は、「(もう一度)持ってこい」という意味のアンコールの掛け声。傘鉾(かさぼこ)や曳(ひき)物、担ぎ物が奉納を終えた時に掛ける。本踊りが終わった時には「所望するからもう一つやれ」という意味の「ショモーヤレ」を使う。 −初心者にお薦めの掛け声は。 「ヨイヤー」をお薦めする。「いいぞ」「がんばれ」などの意味で、川船の船回しや網打ちが成功した時など盛り上がった場面で自由に使える。 本番では、他の観客の様子を観察し、声を掛けるタイミングが分かってきたらまずは「ヨイヤー」で度胸をつけ、次第に「モッテコーイ」「ショモーヤレ」を掛けてみてはどうだろうか。出演者と観客に一体感が生まれ、祭りも盛り上がるだろう。 −期間中、各踊り町の出し物をもっと楽しむには。 出し物を近くで見ることができる最大のチャンスは、店先などで踊りの一部を披露する「庭先回り」。長崎くんち案内所(浜町)や各踊り馬場などで、庭先回りの日程や地図を書いたチラシを配布している。 −「庭先回り」のお薦めスポットは。 前日(七日)は、JR長崎駅前かもめ広場(尾上町)。中日(八日)は、くんち通の間で“チヂワ場所”と呼ばれる魚の町のチヂワビル前、五年ぶりに出し物が披露される中央公園(賑町)。後日(九日)は、博多大丸長崎店(浜町)。 −くんちの魅力は。 数カ月にわたる練習を乗り越え、本番の三日間にすべてを懸ける。各踊り町の思いを想像しながら観覧すると、くんちをより深く味わうことができるかもしれない。 (聞き手は報道部・青田健太) 2008年10月6日長崎新聞掲載
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