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庭見せ“さるき”はいかが? 裏話など交え踊り町巡り 二〇〇五年からさるくガイドを始めた田中さん。奉納踊りは住居表示にない旧町名で出場するケースも多く、ガイド仲間でさえくんちに明るくないことに気付いた。そこで、「伝統のくんちをもっと知ってほしい」と昨年、踊り町を実際に歩いて回る「勝手にさるく」を発案した。 今年の庭見せでも、オランダ万才を披露する新橋町の衣装や、計五体が登場する諏訪町の龍、各町の傘鉾(かさぼこ)の垂幕(たれ)などをゆっくり案内する予定で、「疲れたら途中で帰ってもいい。気軽にくんちの雰囲気を楽んでほしい」と話す。 踊り町ではない長崎市矢の平に住み「五十六歳まではくんちは遠い存在」だったが、たまたま縁あって裏方として参加。その二年後からは、夏は庭先回りの下調べ「庭先調べ」に汗を流し、くんち閉幕後は「花御礼札」を渡すため市内の各家を巡回。「見るよりもやるほうが断然楽しい」とくんちの魅力を語る一方、「訪問先で『この不況の中、まだ金をむしり取る気か』と怒鳴られたこともある」と苦労話も。 「くんちは多くの人の努力で成り立っている。庭見せでは苦労話や裏話、町名の由来などを分かりやすく紹介したい」と話している。参加希望者は三日午後六時、同市上西山町の諏訪神社の一の鳥居前に集合。参加無料。 2008年10月1日長崎新聞掲載
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