伝統物語る25点紹介 長崎歴文博で「くんち三七四年展」

 長崎市立山一丁目の長崎歴史文化博物館で十七日、江戸時代から続く長崎くんちの伝統を紹介する企画展「くんち三七四年展」が始まった。

 十月の長崎くんちに合わせて毎年開催。ことしは長崎歴文博所蔵の絵巻、屏風(びょうぶ)、豪華な長崎刺しゅうを施した衣装、傘鉾垂(かさぼこたれ)など江戸時代−昭和期の二十五点を展示した。

 江戸時代中期の「長崎諏訪祭礼図屏風」(複製)は流鏑馬(やぶさめ)と能が奉納されていた初期の様子が分かる。本県出身の洋画家・鈴木信太郎が描いた異国情緒あふれる「阿蘭陀萬歳」は初公開。

 観光で訪れた東京都江戸川区の会社員、内野健治さん(40)は「衣装や物にお金を掛けており、裕福な長崎の町の姿が伝わってくる」と展示品に見入っていた。

 十月二十日まで。観覧料は大人六百円、高校生四百円、小・中学生三百円。

2008年9月18日長崎新聞掲載

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