くんちのかかわり冊子で 新大工町奉賛会が初作製

 今年の長崎くんちの踊り町の一つ、長崎市新大工町の「新大工町くんち奉賛会」(佐藤洋会長)は、同町がくんちで奉納する「詩舞(しぶ)、曳壇尻(ひきだんじり)」の紹介や町の歴史をまとめた冊子「長崎くんち 新大工町」を初めて作った。

 くんちとのかかわりなどを記録し後世に伝えようと同町自治会の役員有志でつくる「新大工町くんち研究会」(山口康平座長)が編集。二年半前に編集を始め、明治期の新聞記事や文献などの資料を集め、まとめた。

 冊子では、町名の由来が大工職人が集まってできたことや、曳壇尻が大工の神をまつる奈良・春日大社とゆかりがあることなどをカラー写真付きで解説。町出身で日本の活版印刷の礎を築いた本木昌造や、町に写真スタジオを開設したといわれる写真術の開祖上野彦馬など町ゆかりの人物も載せている。

 大場清利自治会長は「企画から編集まで町独自で行った手作りの一冊。町の歴史や伝統文化を広く知ってもらいたい」と話している。

 冊子はB6判。二十四ページ。千部作製し関係者や公共施設などに配布する。希望があれば、一部三百円で販売する。問い合わせは山口座長(電080・1537・9500)。

2008年9月3日長崎新聞掲載

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