9月4日のながさきニュース
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長崎新聞
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【動画】松浦・養源小で「お地蔵様祭」 運動場拡張の犠牲者に感謝
松浦市福島町の市立養源小(林秀之校長、34人)で3日、60年前に運動場拡張工事中に亡くなった地元の青年会長、大川内久継さん=当時(21)=に感謝の気持ちを伝える「お地蔵様感謝祭」が開かれた。
福島町郷土誌によると、児童数の増加で運動場が手狭になっていたことから、地元住民の手で1950年4月、拡張工事に着手。同年9月3日、大川内さんは山腹を掘り進めていたところ、突然崩れてきた土石の下敷きとなり、帰らぬ人となった。翌々日には学校葬が営まれた。
この年、運動場の片隅にPTAが地蔵を建立し、翌51年1月に開眼式を開催。野球好きだった大川内さんをしのび、地蔵は右手にボールを持ち、児童を見守るように腰掛けている。
感謝祭は毎年この日に、同校が遺族を招いて開いている。今年も、全校児童と教職員、町内に住む大川内さんのきょうだいが出席。地蔵の前で全員で黙とうした後、児童代表の5年、前田優香さんが「大川内さんの犠牲を忘れることなく、感謝の気持ちを持って運動場を使用していきます」と誓いの言葉を述べた。出席者は折り鶴や水をささげ、冥福を祈った。
大川内さんの妹、松永恵子さん(71)は「学校側の意向で(兄のことが)語り継がれていてうれしい」と話した。
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