2月25日のながさきニュース
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長崎新聞
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【動画】対馬・赤米神事「頭受け」 神田にもち埋め豊作祈願
古代から赤米の耕作が続く対馬市厳原町豆酘(つつ)で受け継がれてきた赤米神事で、年中行事の一つ「頭(とう)受け」が23日にあり、神事を唯一受け継いでいる主藤公敏さん(59)が自宅で祝いのうたげを開き、豊作を祈願した。
同神事は国選択無形民俗文化財。田植えや稲刈り、もちつきなど年10回の神事があり、中でも旧暦1月10日の「頭受け」は最重要行事。秋に収穫して天井に祭った赤米の種もみを詰めた神俵を、次の当番家に引き継いできた。神事に伴う金銭的な負担が大きいため、神事を受け継ぐ「頭仲間」は年々減少し、2007年から主藤さん1人となった。
23日夜、主藤さん宅には親せきらが集まった。神俵をつるした座敷でうたげを開き、赤米で造った甘酒を飲み、ごちそうを食べた。頭仲間はいないため、神俵を下ろして引き渡す行事は省略された。
主藤さんは焼酎をちびちび飲みながら、「行事が年間10回あったら1人では絶対やりきらん。倍以上の苦労がある。年から年中行事があり、仕事も休まないといけない」と継続の難しさを打ち明けた。
うたげは未明まで続き、翌朝、裃(かみしも)姿の主藤さんがくわを手に赤米を耕作する神田まで行き、水口に赤米のもちを埋めた。「また1人で頑張らなくてはいけない。そういう思いです。今年も豊作であればと願っている」
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