2月13日のながさきニュース
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長崎新聞
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【動画】赤米神事継承の主藤さんがもちつき 対馬、存続願い市民が寄付
古代米の赤米をご神体として祭る「赤米神事」=国選択無形民俗文化財=を唯一受け継いでいる対馬市厳原町豆酘の主藤公敏さん(59)宅で11日夕、年中行事の一つ「もちつき」があった。伝統行事の存続を願う市民が訪れ、寄付金約10万円を贈った。
神事は、田植えや稲刈りなども含め年間10回あり、頭仲間と呼ばれる住民が輪番で受け継いできた。1990年に10戸だった頭仲間は、神事に伴う金銭的な負担もあり、年々減少し、2007年に1人になった。
もちつきには主藤さん、お経を唱える神職のお亭坊(ていぼう)の本石直己さん(77)、親せきら計5人が集まった。蒸した赤米を臼に入れ、きねでつき、玄米の粉をまぶして臼形に整えたもちを26個作った。
この後、魚を火ばしで押さえて手を触れずに包丁で切り分け、参加者に配り、祝いのうたげをした。もちは旧正月に近くの観音堂や神棚に供えるという。
寄付金は、同市上県町佐須奈で花を植えて町を明るく彩る活動をしている「あい花の会」が昨年5月から募っていた。島内のほか、長崎、佐世保、福岡、東京など87人から計10万1850円が寄せられた。
同会の渡辺貞子代表(57)が主藤さんに手渡し、「みなさんからの気持ちです。末永く続くことを願っています」とあいさつ。
主藤さんは感謝の言葉を述べ、「仲間が誰もいなくなり、1人で頑張ってきて複雑な思い。赤米神事を守っていくには負担がかかるが、できる限り続けていこうと思う」と話した。
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