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 7月6日のながさきニュース
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【動画】奈留島に笠松宏有記念館が開館 五島モンパルナス構想第一弾

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 五島市奈留島を中心に芸術村の形成を目指す「五島モンパルナス構想」の核施設、笠松宏有(ひろとも)記念館が五日、開館した。同構想に協力する特定非営利活動法人(NPO法人)現代美術普及協会の会員や島民、関係者ら約百人が来場し、同館で始まった展覧会「笠松宏有展 五島・奈留島の海から捧げた祈りII」を鑑賞した。

 芸術の都パリのモンパルナスにあやかり、芸術で地域活性化を図る同構想は、空き家の教員住宅などをアトリエ兼住居とし、各分野の芸術家が居住しながら活動を展開する。拠点となるのが奈留島出身の画家、故笠松宏有さんの作品約八十点を収蔵する同記念館。五島市が、閉校した旧船廻小校舎を改修した。

 笠松さんは、五島の海、戦争と平和、キリシタンなどをテーマに描き、第三回日伯現代美術展優秀賞、第五十一回独立展独立賞などを受賞。二〇〇五年、六十七歳で亡くなった。

 式典で、中尾市長は「笠松さんの魂と生命は感動を与える芸術となって里帰りした」、東京の知的財産高等裁判所判事で笠松さんの次女、清水知恵子さん(37)は、笠松さんが子どものころ、奈留島の山で画家と出会い、絵を描き始めたエピソードを披露し、「父の絵を公共の財産として残すのが私の使命。代表作の大半を奈留に運ぶ決意をした」などとあいさつした。

 記念館前でテープカットし入場。二階ギャラリーには「アンジェラス」「祈りの浜」など30号から200号の大作まで二十七点が展示されており、来場者は色彩豊かな作品群に圧倒されながら見入った。

 笠松さんの兄で奈留町の笠松茂さん(86)は「古里に絵が帰ってきて、きっと本人も喜んでいる」とし、弟の生前をしのんだ。現代美術普及協会の鈴木雅博理事長は「芸術は本来、気軽に見て親しむもの。記念館を自由に楽しんでほしい」と話した。

 展覧会は、五島市主催、長崎新聞社後援で八月十七日まで。月、水曜休館。









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