公営住宅の解体始まる

 【大瀬戸】炭鉱閉山から丸二年が経過した西彼外海町池島の港地区で、二十一棟(五百四十五戸)ある公営住宅(改良住宅)のうち、老朽化した棟の解体工事が始まった。併せて入居者の集約移転事業も開始し、来月十日から引っ越しが始まる。

 解体工事は国土交通省の補助事業で、本年度は大型の一棟を解体。来年度から年に二棟ずつ進め、最終的に十一棟を解体する予定。

 解体中の建物は一九六二年に建てられ、炭鉱の協力会社の寮や事務所として使われていた鉄筋コンクリート五階建ての旧「港寮」。今月八日から建物内の畳や家具類の搬出作業に着手、窓枠などを撤去後、重機で解体する。三月末に終了予定。解体費用は約三千七百万円。

 集約移転は二十棟の居住者(二百十五人)を十棟に集約する計画で、二十三日に住民説明会を実施。三月末には集約を終える予定。

 公営住宅の中には、二十四戸のスペースに四戸しか入居していない棟もあり、維持管理の非効率化や住環境の悪化などが懸念されていた。


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