新社長に米澤氏 三井松島産業

 【福岡支社】三井松島産業(福岡市、多河喜史社長)は十九日、四月一日付で新社長に常務取締役の米澤祥一郎氏(62)が昇格する人事を発表した。多河社長は会長に退く。

 多河社長の在任期間が八年と長いことからトップの若返りと、情報技術(IT)関連の光コンポーネント事業など新事業の基盤が整ったことを契機に社長を交代する。

 会見に臨んだ米澤氏は、池島炭鉱(西彼外海町)閉山に伴う地元への地域振興について「まだ明確に答えられない」としながらも「今後も企業誘致も含め効果的な振興策を検討したい。閉山後一年以上たつが、いつまでも検討中ではいけない。早急に整理して皆さんに披露したい」と決意を述べた。

 失業対策では現在、炭鉱離職者の三割に当たる約四百人が再就職しているが、米澤氏は「まだ不十分だと思っている。引き続き努力する」と強調。池島での炭鉱技術移転事業については「当初計画の五年間はもちろん、私見を言えばその後も延長したい」との見解を示した。

 米澤氏は上智大経済学部卒。一九六四年、東京貿易入社。九五年に三井松島産業燃料部長に転じ、二〇〇一年四月から常務。東京都出身。


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