「池島の詩」住民ら初レッスン

 【大瀬戸】県内各地の土地や人をテーマにした歌作り「長・崎・歌・百・景」に取り組む長崎市在住の音楽家、寺井一通さん(53)が作詞作曲した「池島の詩(うた)」の初めてのコーラスレッスンが十八日夜、西彼外海町池島であり、住民ら男女十三人が指導を受けた。

 参加者は男八人、女五人。年齢は三十五歳から七十歳。職業は会社員、パート、失業中とさまざま。ピアノ教師の野澤美穂子さんが持ち込んだエレキピアノの伴奏と寺井さんの指導で発声練習から始め、一節ずつ区切りながら約一時間のレッスンをこなした。

 「池島の詩」は寺井さんが、池島炭鉱閉山後島に残った人たちが島を去った人たちに送るメッセージの気持ちを込めて作った。

 五十代の男性は「カラオケは多少自信があるけど、正式に歌のレッスンを受けるのは初めて。腹から声を出すことが難しく面食らっている」と苦笑い。寺井さんは「曲自体は易しい旋律。発声ができればすぐ覚える」と言う。

 池島の詩を収録した「長・崎・歌・百・景」三集目のアルバムは来年二月完成予定。それまでに二十人前後のメンバーを編成し七、八回練習をする予定。

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