福岡であすから写真展

 【福岡支社】九州大石炭研究資料センター(福岡市東区箱崎)は、昨年十一月に閉山した九州最後の炭鉱、池島炭鉱(西彼外海町)での労働の様子や住民の生活を収めた写真展を十、十一の両日、同センターで開く。

 同大の開学記念日(五月十一日)に伴う学内施設開放の一環で初めて企画。写真はパネルで七十五点展示。池島の全景や坑内の採炭現場、閉山の日に昇坑したばかりの炭鉱労働者の表情のほか、池島小学校の運動会、閉山後に船で島を離れる別れの様子など多彩な作品を並べる。

 一九七〇年代ごろ池島で撮った映像も上映。炭鉱マンの入坑シーンや住民の生活を紹介するほか、かつて炭鉱があった高島(西彼高島町)と端島(同)の写真展も同時開催する。

 同センターは石炭産業の調査・研究を目的に一九七九年設立。池島など炭鉱関連の文書、写真、標本など約六万七千点の資料がある。同センター長の東定宣昌教授は「坑内掘りで日本の炭鉱は世界最高水準の技術があった。島を離れ福岡で暮らす人や、石炭を知らない若い人も関心を深めてほしい」と話している。入場無料。問い合わせは同センター(電092・642・2508)。

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