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人情も伝える体験学習
長崎伝統のハタ職人 小川暁博さん(54)
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祖父の代から続く市内唯一のハタ専業店、小川凧(はた)店の三代目となり、今年で三十年。竹で作った骨を鮮やかな手つきで次々と組み上げる。ハタの模様を染めるのは夏場の作業。晴れた日には近くの風頭公園でハタ揚げを楽しむことも。
最近は修学旅行生のハタ作り体験学習に講師として呼ばれる機会が増えた。「講座が忙しく仕事が進まない日も多い」と苦笑いしながら、「ハタ作り以外にも、長崎の素晴らしい場所や人情を伝えている」と胸を張る。
店内に併設した長崎ハタ資料館にハタを展示。観光客らにハタ作りの様子も見せる。かつて大人の遊びとして人気を集めたハタ揚げだが、近年ハタの需要は減少。「長崎の伝統文化として、次の世代に残していかなければならない」と語った。
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所狭しと並べられた長崎伝統のハタ。訪れた観光客に作る様子を見せることも。=長崎市風頭町、小川凧店
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